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佐藤友哉の「水没ピアノ~鏡創士のひきもどす犯罪」を読み終わった後は、その次の「鏡家サーガ例外編 鏡姉妹の飛ぶ教室」を読み終わり、そしてデビュー作の「フリッカー式~鏡君彦にうってつけの殺人」を読みました。・・・一続きの物語が、デビュー作に帰結するというのは珍しい部類に入るのではないでしょうか。話の古い順に並べると、2作目3作目5作目(4作目は鏡家サーガの話ではない)1作目と読む方が、凄くスッキリします。謎が全て1作目で解決するという。
で、今は8日に発売したばっかりの、西尾維新の「零崎軋識の人間ノック」を読んでます。ファウストで竹取山合戦までは載ってましたが、私は途中でファウストを買うのを止めたので(お金がなかったから)、実際に読んだことがあるのは1番最初の部分だけ。竹取山合戦は読んだことないです。最初に登場人物表を確認してみると・・・あれ?なんで、石凪萌太くんの名前が載ってるんでしょうかね・・・?確か人間ノックは戯言シリーズの5年前。ということは、萌太くんは10歳。・・・ということはまだ家出してなくって死神になる訓練中でしょうか。うわー!気になる!先が気になる!ん?そういえばソレに参加したとかいう記述、戯言シリーズにあったようななかったような?なかったような気がするな・・・だって萌太くんは、実戦に立ったことはない、って言ってたし。でも扉絵に登場していたので、やっぱり登場してくるんでしょうね・・・。
1日に講談社が新しく「講談社BOX」というレーベルを発表して、それに西尾維新も作品を出しているんですよ。それもついでに買おうかなぁ、とか思ってたんですが、めっさ高い。1680円。でも多分「人間ノック」読み終わったら買ってしまう。清涼院流水と舞城王太郎も出してますが、西尾よりは安いです。なんで西尾高いんだろう・・・。
清涼院流水といえば、JDCシリーズは、もう新作は出ないんでしょうかね?あれ、でも「彩文家事件」も結構時間経ってから発表されましたよね・・・じゃぁまだ出るかもしれない、という期待は持っておきましょう。三大だか四大悲劇はまだ残ってますからね。そのうちの一つが「彩文家事件」だったわけですが。というか、まず先に「ジョーカー」と「カーニバル三部作」を買いましょうね・・・。「コズミック」しか持ってない。あー、サイン本持ってるけど、まだ読んでないなぁ。続き物の3作目だから読むに読めない。
舞城王太郎は、・・・正直好きじゃない。読んでいて気持ち悪くなる。JDCトリビュートの「九十九十九」(つくも じゅうく)はすっごい気持ち悪くなります。ぐるぐるしてくる。脳も胃も。ファウストに載ってる作品読んでも気持ち悪くなります。コミックファウストでは漫画描いて載ってますが、独特の世界観過ぎてダメだわ、本当舞城王太郎は。
・・・と、講談社ノベルスで若者に人気の人達について喋ってみました。西尾維新は読んだ方がいいです。清涼院流水も読んだ方がいいです。「コズミック」はもう、下手したら10年前に発表された作品ですが(デビュー作)、今でも通用する問題を孕んでます。・・・宗教とかね。松尾芭蕉とかね。「彩文家事件」を読むと、マジックがやりたくなること請け合いです。