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準決勝~1019P
準決勝は食いついて見ていました。カーニバル・デイを読み終えました。
仕事を終えて急いで帰ってきたら、もう既に1点が広陵に入っていました。1回表、2アウト、1点。父に「ねぇ!ちょっと!何があったの!?」と物凄い勢いで詰め寄ったところ、「ホームラン打った」と言われました。衝撃。今年の広陵は点が入り始めればトントン行くので、期待していました。


ピッチャーの野村くんは、ランナーがいない時には恐ろしいペースでポンポンポンポン投げます。お前何も考えてないんじゃね?というくらいポンポン放ります。なので試合展開が速い早い。常葉菊川は野村くんのスライダーが捕らえられず、ボール球を振らされてます。


常葉菊川は、日南学園戦で8回に一気に逆転したという戦績の持ち主なので、1点だけでは辛いとハラハラしていたのですが、順調に順調に1点ずつ広陵は積み重ねていきました。相手のエラーなんかもあったりで。しかし、4点目を決めたのが、4番のスクイズというのには、本当に驚きました。そこでスクイズする!?という驚愕。しかも4番が!?という意外性。4点は絶対に欲しかったようで、監督は4番にスクイズさせる気満々だったそう。4番だろうが何番だろうが自分が出来る範囲内で仕事をさせる。うーん、凄い。


しかしかし、安心は出来ませんでした。8、9回裏の常葉菊川。ここにきて野村くんの球を捕らえ始め、ヒットが出るようになってきて、8回裏に1点、9回裏にじわりじわりと広陵に迫ってきます。どこまで迫りましたかというと2点入れて4-3の1点差!しかもまだ塁にはランナーがいて。


あぁぁぁ、もう、これだから野球って面白いのよ!と思いました。最後の最後までわからない。ここで同点に追いつけば延長に繰越、もう1点入れることが出来るなら、劇的サヨナラ。広陵を応援してる身としてはあぁどうか、このまま終わって!と思うのですが、常葉菊川を応援する身なら、どうか、どうかあと1点をなんとか!と思うわけです。どちらもハラハラドキドキ。手に汗握る展開です。結局、常葉菊川の猛追ふるわず、4-3で広陵の勝ちでした。


いい試合でした・・・。生きてて良かった。広陵は40年ぶりベスト8で40年ぶりベスト4で40年ぶり決勝進出です。夏の優勝は無いので、明日、優勝することがあれば、もう、物凄いことになりそうです。あぁぁぁ・・・どうなるかしら、どうなのかしら。対戦相手は決勝初進出の佐賀北高校。明日の13時開始です。み、見たい。


カーニバル・デイを読み終えました。1019ページ。というのは、ページがふってあるところだけなので、実際はもうちょこっと多いです。ゴツイ。厚さにして5cm。・・・カーニバル3部作は、読まない方が良かったかな、とも思います。ジョーカーとコズミックと彩文家事件だけで、やめておけばよかったかな・・・なんて、思ったりもします。釈然としないというかなんというか。駆け足で読んできたので、読み落としているところもかなり多いので、もう2~3回は読み直さないと理解できないとは思っていますが、1回目の読了感想としては、なんだかなぁ、という感じでした。コズミックやジョーカーほどの衝撃的感動がありません。


今現在出ているJDCシリーズでこの話が1番年代的に新しい位置にある、というのもその1つの理由ではあると思います。長すぎるのも原因でしょうか。3冊重ねると冗談じゃない高さになりますよ。まず、脳の容量的に3冊全部を漏らさず覚えていつつ、統合して思い出しながら読むというのが、かなり難しいということ。それにハンパじゃないくらい世界中の地名やら観光名所が出てくるので、状況が把握しずらい。・・・私は日本史よりも世界史専攻の者なので、世界地図がそこそこ頭に入っているので、位置やら地名やらは調べなくとも読めますが、興味ない人なら、まずもうその時点で読むのをやめてしまうでしょう。それにあっちこっちと色々ごちゃごちゃになってくるので、処理能力もなくなってきます・・・無論、それを目論んでのことなのでしょうが。


説明が色々出てくるのも、ゴツく読みにくくなっている原因でしょう。アドルフ・ヒトラーのことなんて、一種の解説書並に情報が出てくるし(聴衆に向けて本の内容を簡潔にまとめて重要事項を抜き出してわかりやすくしたみたいな。といってもかなり長い)、世界の宗教についてだとか、Oパーツとかその遺跡のこととか、その場所のこととかの説明がやたらと多いし長い。勿論、それは詳しくない読者にも理解して話を読んで、澱みなく話を進めるための工夫というか、必要なことなのでしょうが、長い。くじけそうになります。読んでて。読み飛ばしてもいいのでしょうけれど、それが重要なことに繋がってくることが多いので、読み飛ばせません。


でも、読んだー!という達成感は非常にあります。だって、これ、本当にゴツイ・・・。まだ読み終えた直後なので頭の中でまとまっていないので、多分感想としても、なんだかなぁとしか思えないのですが、時間が経って色々理解してくると、また変わってくると思います。なんか、凄い話だった。Y・Tって誰だ。読み返して見つけなきゃ。


JDCシリーズは、四大悲劇と新人類の事件とがあるらしいのですが、今のところ、四大悲劇の彩文家殺人事件(彩文家事件)、幻影城殺人事件(ジョーカー)、密室連続殺人事件(コズミック)と、四大悲劇には入らない人類絶滅計画(・・・でいいのかしら。カーニバル3部作)が、発表されていまして、JDCシリーズ作品内にこういう事件があるよー、とほんわか示されているのは、四大悲劇の残り一つ、連続双子消去と、新人類の事件の2つ。これから発表されるものと思ってます。書いてくれるはず。連続双子消去は色々今までの話に絡んで来るので、是非とも読みたいです。壮大だなぁ・・・。彩文家殺人事件は、デビュー作のコズミック、その前の話になるジョーカーにもその次に発表されたカーニバルにも、少しずつ少しずつ色んな形で触れてきていて、最近(2年くらい前?)にやっと、発表されたというものなので、残りの話も当分先なんじゃないかなぁ、と思ってます。


作者の清涼院流水は、ジョーカー・コズミックの前身を19歳の時に書き上げたそうです。え、これを19歳が書くの!?という、膨大な知識に、下地に、本当に驚かされます。勿論受け取る側の反応は千差万別ですが、私は素直に、凄いなぁ、と思い、こんなの読んだことない!と感動しました。人によっては、こんなの独りよがりで面白くもなんともない自慰的なものだ、という人もいるでしょう(あとがきによれば、実際物凄く否定的な意見も寄せられるそうで)。でも清涼院自身は、そのどちらも大切に読み真摯に受け止め、書き続けているそうです。その姿勢は、是非とも真似したいものですね。否定的な意見にはついカッとなってしまいがちですが、その意見も自分にとって成長のチャンスですよね。


なんだか言いたいこと書いてたら、凄いことになりました。繰り返して同じことしか言ってないし。もうちょっと、時間をおいて頭の中で整理しないとダメです。
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