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私の、青春だった。
2006年9月4日、鈴木信也のMr.FULLSWING24巻が発売され、完結。今思えば、私の青春だったんじゃないかなぁ、ってしみじみきてます。
私がこの作品と出会ったのはコミックス4巻が発売された頃。友人が面白いよ!というので貸してもらい、その後すぐ自分でも購入した、という珍しい作品でした。こんなにおバカで、野球って面白い!と思ったのは初めてでした。初期は本当にこれ、野球漫画っていうよりギャグ漫画だよね?というノリでした。段々それが野球メインになっていって・・・。自然と、野球自体に興味が出てました。
授業でソフトボールをやろうものなら友達と騒ぎ倒し、高校野球を喰らいついて観てみたり、たまにプロ野球もみたりして。今、野球を観ているのは、今まで全然興味なんてなかったのに、こんなに野球に接するようになったのは、ミスフルのおかげです。
それが、完結。基本的に週刊ものも月刊ものも、コミックス派な私は、本誌での完結を、見ませんでした。だから、本屋で手に取ったとき、あぁ、これで終わりなんだなぁ、と感慨深くなっちゃって、思わず潤んじゃいました。表紙を眺めてるだけで泣けてくる・・・。表紙といわず裏表紙まで、膨大な数のキャラクターの中でも、主要な人物がチビキャラで描かれています。それがまた、終わりなんだなぁ、という証明であって。
読んでいる間中、ボロッボロ泣いてました。話としては別に泣ける話、というわけではないのですが、あぁ、もう終わっちゃう、と思うと止まらなくて。最高潮はコミックスラスト2ページ、奥付手前の見開き1ページ。毎巻毎巻フリートークスペースを作っておバカなこと、汚いこと、色んなことを喋くっていた鈴木信也が、「お堅くかしこまったあとがきは苦手だし、湿っぽくなるのは嫌だ」とか言っておきながら、最後の1ページはちゃんと語っていて。思い出し泣きが出来ます、というかしています。画面が滲むよー。
本誌では常に下位でいつ打ち切りになってもおかしくないと、本誌派もコミックス派も読者はハラハラしていたのですが、打ち切りではなく、きちんと終われたことに、感謝を。鈴木先生、5年間ありがとう。私に野球を教えてくれて、ありがとう。毎日が夏休み状態がつまらなくて、次回作描くしか心埋まらないと思うなら、描いちゃって。私は、読むから。応援してるから。
ミスフルについて語りだすと止まらないので、純粋に“完結”という部分にこだわっての感想でした。大好きです。
・・・そして、今日もサーバーの調子がよろしくないようで。どうしよう、乗り換えようかな。でもこれがシンプルだし軽くて好きなんですよね。それに、ログの問題が・・・。たまに美術とかについても語ったりしてるし、映画感想読書感想とかもしてるし、“私”がすごく詰まってるから、乗り換えるなら持って行きたいけど、かなり面倒。どうしよう。
あぁ、また泣けてきちゃう。当分24巻は見られないわね!笑。落ち着いたら、1巻~24巻まで、一気に読みたいな、と思います。