赤とピンクをそれぞれ友人にプレゼントしたのです。黒ばっかり残っちゃった。彼女達は映画を見ただけ、もしくは結局見てないという子達なのですが、・・・ちょっとゲドを読むを読んでも内容理解は出来ないだろうなぁ、という感じの構成と内容でした。これで興味を持ってもらえるのかと甚だ疑問です。
まず原作用語にルビが振ってないので、そのまんま漢字読みをされるという残念なことになりそうです。アーキペラゴくらいルビ振って欲しかった。それとやっぱり原作を読んでいることが前提みたいな感じで評論とかが進んでいくので(それは仕方のないことでもあるのです。講演の記録とかだったりするので、原作を知っている人を対象に話が進む評論ばかりなのです)、この本は、原作に興味を持ってもらうための宣伝媒体だったはずなのにな、とちょっとがっかりです。これで彼女達は興味を持ってくれるのでしょうか。否、と言ってしまいそうです。
勿論原作をとりあえず3巻まで読み終わっている私としては面白く読むことが出来ました。ほー、そういう見方が出来るのね、という感じでした。普段私、そのままくらいにしか読み取らないので、そういう見方もしてもう一度読んでみようと思えるような話題でした。
ゲド戦記の中の心に染みることばという集合体は、私の好きなことばも含まれていましたが、もっといい言葉もいっぱいあるのになぁ、もっといっぱい紹介できなかったのかしら、とちょっと残念でした。もう少しページ割いて欲しかった。
今日は帰ろうと思ったときに雷鳴轟き土砂降りでした。さすが山。帰ってきてから東京は降った?と聞いたところ全然降らなかったらしい・・・。今日の夕飯は父お手製のお好み焼きでした。広島焼き。めっちゃ美味かった。
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